飲酒運転ってどういうこと?

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第01回 22年01月更新

飲酒運転ってどういうこと?

 

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皆さんはお酒をよく飲まれますか?最近はお酒の種類も多くなり、お酒の楽しみ方も増えています。もちろんお酒を飲むこと自体は悪いことではありませんが、お酒と車の運転が結びつくと大きな問題となります。罰則が重くなっても減らない飲酒運転について考えてみましょう。

 

飲酒運転ってどういうこと?

飲酒運転とは、アルコールを摂取した状態で車両を運転する行為の総称です。アルコールは入っているものの運転に支障が出ていない状態の酒気帯び運転、運転に支障が出てしまっている状態の酒酔い運転など細かい分類はありますが、そのどちらも飲酒運転になります。

もし違反した場合、酒気帯びか酒酔いかによって細かな数字は違ってきますが、運転者には懲役刑または罰金刑が待っています。

また飲酒運転をした者に車両を提供した者にも懲役または罰金が科せられます。さらには酒類を提供した者や、飲酒運転と知り車両に同乗していた者にも懲役または罰金が科せられる可能性があります。

飲酒運転がここまで厳しく罰せられるのは、アルコールには脳の判断力を低下させる作用があり、その状態で車両を運転すると交通事故を起こす危険性が高まるからです。

 

酒気帯び運転ってどういう状態なの?

酒気帯び運転とは、飲酒はしているものの、運転には支障が出ていない状態の飲酒運転になります。運転手への罰則として、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。

呼気1ℓ中、アルコール濃度が0.15㎎未満の場合は、減点はありませんが道路交通法違反になります。しかし、アルコール濃度が0.150.25㎎未満の場合は酒気帯び運転になり、行政処分として違反点数が13点、免許停止期間は90日の罰則になります。

また、アルコール濃度が0.25㎎以上の場合は、違反点数が25点、即時の免許取消と欠格期間2年の罰則になります。欠格期間とは再度免許を取得するまでの期間のことで、この場合2年間は免許の取得ができません。

これらはあくまで基礎点数で、スピード違反や信号無視といった他の交通違反も重なれば、違反点数はさらに加算されます。

 

酒酔い運転ってどういう状態なの?

酒酔い運転とは、運転前にアルコールを摂取したために正常な運転や判断ができなくなってしまっている状態での運転になります。具体的には「自分の足でまっすぐ歩けない」「警官との会話のやりとりが上手くいかない」など、正常な状態と比べて明らかにおかしい状態で車両を運転していた場合です。

これは呼気に含まれるアルコール濃度の量に関わらず、数値が低くても運転や運動、受け答えなどが、客観的にみて明らかに異常であれば酒酔い運転とみなされます。

酒酔い運転による行政処分は、違反点数が35点と高く設定されており、これは一発で運転免許の取り消しが決まってしまう点数です。また、以降3年間は運転免許の再取得も禁じられます。それだけでなく刑罰も別に課され、5年以下の懲役刑または100万円以下の罰金刑となります。

この刑罰もあくまで酒酔い運転が発覚した場合のもので、人身事故などを起こしていれば当然ながらさらに重い刑罰が別に課せられます。また、飲酒運転で事故を起こした場合は自動車保険が適用されないなど、その刑罰やリスクはとても重いものになっています。

 

なんで飲酒運転は無くならないの?

飲酒運転をしてしまう最も多い原因は、飲酒運転の危険性について軽く考えていることです。「少量だから」、「近い場所への移動だから」、「自分では酔っていないと思うから」などの理由で飲酒後に運転してしまう人が多いのです。

飲酒をすると、どんな人でも認知、判断、操作が鈍ってしまうので、自分の判断で運転してはいけません。

また、飲酒運転の危険性を理解していても飲酒運転をしてしまう場合もあります。アルコールを摂取することにより、危険な行為への抑制が効かなくなってしまうのです。

飲酒運転なくすためには「飲酒する際には車で出かけないこと」や「複数人で飲む時にハンドルキーパー(お酒を飲まない人)を決める」などの工夫が必要です。

 

アルコール依存症ってどういう状態なの?

アルコール依存症とは、お酒の量や飲むタイミング、飲む状況を自分でコントロールできなくなった状態のことを言います。最初は快楽を得るために飲酒しますが、次第に飲まないと不快な気持ちが強くなり、その不快感から逃れるためさらに飲酒するようになります。飲むのはよくないと分かっていても、脳に異常が起きているため飲むことを止められなくなるのです。

アルコール依存症は手指のふるえや発汗など、身体的な禁断症状もみられます。アルコール依存症は、医療機関での治療が必要になる病気ととらえる必要があります。

日本人は約100人に1人の割合でアルコール依存症を経験すると言われるほどアルコールは依存性が高く、覚せい剤や麻薬のような薬物の一種とも捉えられます。

飲酒量の適量は純アルコールで120g以下となっています。ビールなら中瓶1本、日本酒なら1合、焼酎(25°)ならコップ1/2杯、ワインならグラス2杯程度になります。「少ない」と思われる方もいるでしょうが、毎日のことなので健康的な飲み方を心掛けましょう。

 

飲酒運転について

アルコールには脳の判断力を低下させる作用があり、その状態で車両を運転すると交通事故を起こす危険性が高まります。酒気帯び運転とは、運転はできるもののアルコールを摂取している状態のことです。酒酔い運転とは、運転前にアルコールを摂取したために正常な運転や判断ができなくなってしまっている状態を指します。
飲酒運転をしてしまう最も多い原因は、「少量だから」、「近い場所への移動だから」など、飲酒運転の危険性について軽く考えていることです。飲まないと不快な気持ちが強くなり、その不快感から逃れるためにささらに飲酒するようになるアルコール依存症も飲酒運転に結び付くことがあります。
お酒を飲んでの運転は、自分のみならず他人の人生も悪い方向に変えてしまうことを肝に銘じておきましょう。

 

白ナンバー事業者のアルコールチェック義務化に対応可能なクラウドサービス 安全運転支援クラウドサービス「あさレポ」

著者プロフィール(マーケティング部 コラム担当氏)

2021年6月に発生した、飲酒運転中の「白ナンバー」のトラックによる死傷事故を受け、白ナンバー車を保有する事業者に対し、
運転前点呼やアルコールチェックを義務化する道路交通法施行規則の改定案が発表されました。
この事故や法改正を背景に、「より良い社会に!」をテーマに、アルコールチェック業務を支援するサービスや、利用しているテクノロジーについてご紹介していきます。

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